中世の町クヴェトリンブルグ(Quedlinburg)

2016.04.20

ドイツ中央部は山岳が少ないが、ハルツ地方にはいろいろ伝説があるハルツ山脈がある。ブロッケンという旧東独と西独にまたがる場所にある山は霧が立ち込める山頂に太陽光が水平に差し込むときに山頂にいる人の影が雲に映り、影の周りに光の輪ができる。この現象をブロッケン現象と呼んでいる。
ゲーテもハルツに関し「ハルツ紀行」を著している。ゲーテのファウストもヴァルプルギスの夜に魔女が集まるところとして登場している。このハルツ山から流れ出たボーデ川のほとりに木組みの家がひしめき合うように建つ1000年は昔の古都クヴェトリンブルグがある。戦禍をほとんど受けなかったうえに旧東独に属していたので、再開発もされずに残った。この街を歩くとおとぎの国に飛び込んだような錯覚に陥る。町には木組みの家の博物館Fachwerkmuseum”Städerbau“があり、後期ゴチックからユーゲントシュチールの様式に至るまでの家のモデルが展示されている。木造建築の素晴らしさ、保存から修復までの展示がされていて素晴らしい。

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