オンケルトムズヒュッテ(Waldsiedlung Onkel Toms Hütte)の住宅団地 建設年1926~1931

2016.03.22

2008年7月にタウト設計のベルリンの4つの住宅団地が世界文化遺産に指定された。タウトの代表作かと言うと必ずしもそうではないであろう。高く評価されているタウト設計の住宅団地にはベルリンのツェーレンドルフ(Zehlendorf)地区のオンケルトムズヒュッテ(Waldsiedlung Onkel Toms Hütte)の住宅団地がある。
 特にオンケルトムズヒュッテの森の団地はブルーノ・タウトの最も円熟したときの作品といって良いものである。
オンケルトムズヒュッテの森の団地には、おうむ地区という愛称で呼ばれる非常に派手な彩色、コントラストの強い配色を施した住戸群がある。これは団地の北側のほぼ中央に位置しており、アム・ヘーゲヴィンケル通り(Am Hegewinkel)とホーホジッツヴェーク(Hochsitzweg)に囲まれた地区である。
 どの住戸も窓枠は赤く彩色されている。ブルーノ・タウトは色彩の建築家、色彩建築の巨匠(Meister des farbigen Bauens)と呼ばれているが、特にこの地区の建築を指して呼ばれているものと考えられる。窓枠は全て木製である。木製の窓枠は断熱性に富み気密性にも優れている。ペンキを塗ればほぼ永久に使用できる。

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