ミラノ万博と木造建築

2016.02.03

昨年2015年10月にミラノで開催された万国博覧会を訪問した。日本館のみならず多くの国が大型木造建築によるパビリオンを建設していた。欧州でいうBSH(日本ではCLT)を採用している。イタリアは石造建築が多いが、改めて木造建築が見直されているという感がした。地球温暖化、気候変動といった事が言われて久しいが特に近年大洪水が起きたり、心配事が多い。木材は他の建築材料と異なり、製造の段階、すなわち森林で成長している時には二酸化炭素を吸収し、炭素として固定化している。それに対しほかの建築材料は製造時に多大な二酸化炭素を排出している。建築物が廃棄される段階でも木造は燃料として再度使用も可能であるし、バイオマス肥料にもなる。このような点が注目され万国博における木造建築ラッシュとなったのであろう。

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